ご
挨 拶
こ
のたび第85回日本生理学会大会が京王プラザホテル東京で開催されるのを機に、同大会のサテライト企画として第4回環境生理学プレコングレスと第35回環
境生理グループディナーを開催することになりました。
「環境生理学プレコングレス」は2005年に本間研一教授(北海道大学医学研究科)、佐久間康夫教授(日本医科大学)、彼末一之教授(早稲田大学スポーツ
科学部)、能勢博教授(信州大学医学研究科)、照井直人教授(筑波大学人間総合科学研究科)が発起人となり仙台で第1回プレコングレスが開催されました。
その後、毎年開催される日本生理学会大会の前日に開かれてきました。そして今回で第4回目を迎えることになりました。
このプレコングレスは、全国の大学医学部生理学教室や研究所生理学研究室などから主に環境生理学を専門とされる研究者や学生が集まり、体温調節、自律神
経、内分泌、生体リズムなどの課題について発表し討論するために企画されたものです。また学生や大学院生の研究発表の場としても利用されてきました。完成
された研究ばかりでなく、現在進行中の研究について助言をもらえる貴重な場でもありますので、学生諸君の積極的な参加をお待ちしています。
「環境生理グループディナー」は1974年に故中山昭雄大阪大学教授の発案で、生理学会大会時に環境生理や体温調節などの研究者がゆっくり話し合うような
機会をもちたいという希望が多く寄せられたことから始まったそうです。第1回環境生理グループディナーは伊藤真次北海道大学教授(当時)のお世話で6月
25日に札幌ローヤルホテルで開催されました。1996年からは若手研究者の育成ならびに賞揚を目的に「久野寧記念賞」が設けられ、このグループディナー
の席上で賞状と副賞の授与式が行われてきています。
今回は本大会が新宿副都心の京王プラザホテル東京で開催されますが、プレコングレスとディナーはともに東京の片田舎の板橋宿(中山道一番目の宿)での開催
となります。参加者の皆様には多少のご不便をお掛けしますが、奮ってご参加いただけますようお願いいたします。
2008
年1月吉日
第
4回環境生理学プレコングレス
第
35回環境生理グループディナー
当
番世話人:野本茂樹