地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター

Brain Bank for Aging Research
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事前ドナー登録

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事前ドナー登録とは

ドナー登録のご案内

~次世代のために~

ブレインバンクへの事前登録は、自ら熟慮し、死後に脳をブレインバンクに寄託することで、医学研究に役立てたいという意思表示をし、その篤志を登録していただくものです。事前登録者が亡くなられた時にご遺族が同意してくだされば、死体解剖保存法にもとづき、同意の内容に応じて死後脳を高齢者ブレインバンクに保存し、医学研究に使わせていただきます。
※概要はパンフレットをご覧ください

事前ドナー登録者数 284人(2024年10月31日現在)

ドナー登録の流れ

登録から提供までの流れ

死後脳の保存方法

*抜粋:高齢者ブレインバンク「パンフレット

ご案内資料

パンフレット等

ニュースレター

ご関心をお持ちいただけましたら、関係資料をお送りしております。事務局へお電話もしくはe-mailにてご請求ください。
Emailにてご請求の場合には、住所、氏名、年齢、電話番号をお送りください。
その他ご質問、ご不明な点等ございましたら事務局【お問合せ先】へいつでもご連絡ください。

ドナー登録Q&A

脳はどのような研究に役立てられますか?
アルツハイマー病やパーキンソン病などの脳に原因のある疾患解明のための研究に使われます。たとえば、アルツハイマー病では、アミロイドベータ蛋白が集まってできる「老人斑」や、タウ蛋白が集まってできる「神経原繊維変化」が脳内にたまり、増えていくことが原因とされています。そして、神経細胞の正常な機能を障害していきます。このような神経細胞が壊れていくメカニズムを解明し治療につなげていくために、幅広い研究が日々続けられています。
事前登録者は必ず脳を提供すべきですか?
事前登録は、いつでも再考し、撤回することができます。個人の自由意志によりますので、お気持ちが変わった場合にはいつでも登録を取り消すことができます。また、実際は、改めてご遺族からの病理解剖承諾を受けない限り脳の提供は実施されませんので、事前登録した時点での義務や法的拘束力はありません。
認知症と診断された人は登録できますか?
登録の前提は、ご本人の意思表示の登録であるため、判断能力が保たれている場合となります。ただし、その方の判断能力が認知症などのご病気により不十分となったとしても、お元気なころであればブレインバンクに賛同したとご家族が判断される場合には、ご家族による代諾者登録も受け付けております。これは、同じ病に苦しむ人たちへの貢献を強く望む家族の気持ちを汲み、加えて病理解剖により最終診断をつけることは医療の最終責任を果たすことであるという当ブレインバンクの理念によるものです。
個人情報の扱いはどのようになっていますか?
匿名化や最新のセキュリティーにより、個人情報は厳重に守られます。研究者に提供される個々の検体は匿名化されます。また、情報データベースに対する不正な侵入や攻撃などに備えて厳重な対策をとっています。細心の注意を払って、個人情報を管理しております。
健康な人も登録できますか?
健康や方や老化性疾患の無い方からの登録も受け付けています。これは、健康な方の脳と、疾患のある方の脳とを比較することで、加齢による脳の変化を考慮した研究を進めることができるからです。また、高齢になっても脳の病気が生じない仕組みの解明につながる貴重なリソースとなります。
当バンクでは20歳以上の幅広い年代の方からも登録を受け付けております。

ドナーご家族へ

ドナー登録のご案内
ドナー登録のご本人のみならず、ご家族からの相談も受けております。「親が希望している」「ブレインバンクって何?」「家族は何をすれば良いの?」など、いつでもお気軽にお問合せください。
もしもの際の連絡先 ※緊急のご連絡先※
ドナー登録者の解剖についてお急ぎのご連絡は、ブレインバンク携帯電話(お手元のドナーカードに記載)または当センター代表(03-3964-1141へ「ブレインバンク ドナーの病理解剖について急ぎの連絡がある」旨お電話の上、担当者へ取り次ぐようお伝えください。
ご遺族の皆さま
すでに病理解剖を経て、ブレインバンクへ貢献されたお身内がいらっしゃるご家族(遺族)からのお問合せも受け付けております。
研究に関する公開情報は以下をご確認ください。
公告(情報公開)

ブレインバンクへご提供いただいた方のご家族・関係者の皆様に向けて、研究に関する情報を公開しています。

高齢者ブレインバンク登録にご同意いただいた患者様のご遺族へ
試料等の医学研究への利用に関する情報公開